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サイクロトロン直結型18F製造ターゲットからの18F飛散率の測定に関する研究成果を日本放射線安全管理学会誌にて発表しました。
当社は、放射線安全管理技術の高度化に向けた研究の一環として、以下の論文を日本放射線安全管理学会誌にて発表しました。
本研究は、医療分野における安全性の向上に寄与するものであり、今後の技術開発に活かしてまいります。
◆発表概要
①発表学会:日本放射線安全管理学会 邦文誌 第24巻 第2号(発刊日:2025年12月8日)
②論文タイトル:「サイクロトロン直結型18F 製造ターゲットからの18F飛散率の測定」
③著者:宮出宏紀、小嵜正彦、盛田琢造 他
④発表形式:論文発表
◆ポイント
放射線業務従事者や周辺一般人の安全確保のため、放射線管理区域内の空気や排気中の放射性同位元素(RI)濃度を法で定める限度値を超えないよう
管理している。本研究では、サイクロトロン直結型の18F製造ターゲットからの18F飛散量を測り、製造量に対する比(飛散率)を求め、
6.1×10-7を超えないとの結果を得た。これは、従来あまり根拠なく使われていた1×10-3を大きく下回る。
◆本論文の公開リンク先
サイクロトロン直結型18F造ターゲットからの18F飛散率の測定
◆お問い合わせ
住重加速器サービス(株) 放射線管理サービス部
E-mail:hiroki.miyade@shi-g.com

